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お知らせ

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診療に対するご意見について【ご意見箱より】

ご意見箱より(一部抜粋)

最近、風邪などの症状で診察をお願いすることが複数回ありました。

若い先生と言ってはなんですが、研修医の先生のような方々は、問診票をサッと見て、検査結果(コロナ・インフル)の結果を伝え、聴診器で胸の音を聞くのもものの何秒かで終わり、どういう症状があるのかも聞かず、診察室に入って数分で流されるかのように終わるのです。
心配・不安の中、何時間も待って(待つのが不満ではありません)、しっかり診ていただけると思ったら、ほんの数分で何も聞き取りせず結果と診察だけで終わるのです。
高い熱があって受診したのに、解熱剤があるかどうかの確認もされなかったこともありました。

先生方からしたら、何十人何百人の中の1人なのかもしれません。。
ですが、ベテランの先生方の診察を知っているからこそ、本当に大丈夫なのか?ちゃんと診てくれたのか?と不信感を抱くような診察が立て続けにあり。それも1人の先生や、一度ではないのです。

皆さんにベテランの先生のような診察を。というのは難しいのかもしれませんし、そんな時間が取れないのも十分承知の上ですが。。どうか一度、どのような流れで患者さんを診て、どんな対応をされているのか、またベテランの先生と診察内容等についてばらつきがないかを確認していただけないでしょうか。
今までもお世話になっていて、何かあった時にはこども病院さんに行けば大丈夫。と信頼しているからこそ、今のままでは不信感が強く、とても残念な気持ちでおります。

 

当院からの回答

院長の久我修二です。

この度は大変貴重なご意見をいただきありがとうございます。

ご指摘の通り、「医師による診療の質のばらつき」に関しては、当院の大きな課題だと考えます。

ご指摘の受け、診療部内でご意見を共有して話し合いの場を設けさせていただきました。

どんなに忙しい状況でもご家族の「不安を安心に変えること」が当院の存在意義であることを改めて確認しております。

具体的な行動として、診察の最後に必ず「何か不安なこと、聞いておきたいことがないか」患者様やご家族に確認することを指示しております。

表面的な言葉掛けであったり、不安を残すようなやりとりとなった場合は私の指導不足ですので、遠慮なくご指摘をいただきたいと思います。

「何かあった時にはこども病院にいけば大丈夫」

お子さんが巣立つまで皆様にそう思っていただけるような病院を目指していきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

R5年2月13日 大分こども病院 院長 久我修二