【時間外(夜間・早朝)の診療体制について】
大分こども病院では、『時間外診療(18時~翌8時)』の時間帯も、地域の小児救急医療を支えるために対応を行っています。
ただし、時間帯によって診療体制が異なりますので、受診の際は以下の点にご留意ください。
- ①22時〜翌7時の時間帯について
この時間帯は、医師1名体制で外来・入院・救急車対応を同時に行っています。
緊急性の高い症状の場合は、これまで通り受診していただけます。
<緊急性の高い症状の例>
・生後3か月未満の赤ちゃんで38℃以上の発熱
・けいれん(ひきつけ)を起こした
・呼吸が苦しくて眠れない
・強い痛みで眠れない、ぐったりしている
・#8000(子ども医療電話相談)で強く受診を勧められた場合
- ②7時〜9時の時間帯について
この時間帯は、夜勤帯から日勤帯への申し送りや、入院患者さんの対応を行っている時間です。
そのため、外来受付後のトリアージ(緊急度判定)で「緊急」「準緊急」と判断されない場合は、9時からの通常外来で診察する場合があります。
また、当直医が救急車や病棟対応中の場合には、診察までお待ちいただくこともあります。
★ご家族の皆さまへ
当院は、「ご家族が不安を感じたときにいつでも受診できる環境」をこれからも守り続けたいと考えています。
ただし、夜間に「空いていそうだから」「検査をしてほしいから」「(保護者が)仕事があるから」などの理由で受診が集中すると、緊急・重症の子どもたちへの対応が難しくなります。
限られた人員の中で、安心して受診できる医療体制を守り続けるために、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
―――大分こども病院 院長 久我 修二―――